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第5回「地域の新しい移動のしくみ 豊岡ミーティング」開催レポート

執筆者の写真: 潤 松原
潤 松原
11 分前
読了時間: 5分

こんにちは。TSCのまつじゅんこと松原潤です。


2026年10月22日、豊岡劇場の大ホールで「第5回 地域の新しい移動のしくみ 豊岡ミーティング」を開催しました。


今回のテーマは、地域の移動に関わる「人とつながり」。 地域で活動する人や団体について、参加者の皆さんが知っていることを持ち寄り、その関係を見える形にしていきました。

まずは、当日の会場の様子をご覧ください!


今回の会場となった豊岡劇場
今回の会場となった豊岡劇場

映画館のスクリーンを贅沢に使いました
映画館のスクリーンを贅沢に使いました


これまでの豊岡稽古堂から場所を移し、今回は映画館での開催です。 映画のスクリーンにスライドが映ると、運営している僕たちもちょっと気分が上がります。 参加者の皆さんにも、いつもと違う空間で話し合う時間を楽しんでいただけたように感じました。 当日はカメラマンの方にも撮影していただいたので、写真からも会場の雰囲気が伝われば嬉しいです。 ちなみに、豊岡劇場では貸し館も行っています。 映画館ならではの雰囲気を楽しめるので、イベントの会場を探している方にもおすすめです! 豊岡劇場を借りる

豊岡の移動を、みんなで考える

通院や買い物、通学、家族の送迎など、移動は毎日の暮らしに関わることです。

これからの豊岡の移動をどう支えていくか。行政や交通事業者だけでなく、地域のさまざまな人と一緒に考え、取り組んでいきたいと思っています。

TSCでは、これまで福祉モビリティというプロジェクトで、福祉分野の移動課題を起点に連携や実証を重ねてきました。 その取り組みを地域全体の移動へと広げていくため、現在「モビリティ共創ハブ」の組織づくりを進めています。

交通事業者や行政、地域の人・団体などがつながり、一緒にできることを考え、実践につなげていくための組織です。


モビリティ共創ハブのイメージ図
モビリティ共創ハブのイメージ図

このミーティングでは、組織づくりと並行して、地域の困りごとや、すでにある活動・つながりを集めています。 今後、ハブで具体的な取り組みを話し合うときの土台となる情報です。 この取り組みは、コミュニティドライブプロジェクト(CDPJ)の支援を受けながら進めています。SMARTふくしラボや図解総研の皆さんに、ワークの設計や、集まった情報の整理・可視化などを支えていただいています。

今年度は全4回を計画しています。 4月は「移動の課題」、8月は「地域にある移動資源」を出し合い、3回目となる今回は「移動を支える人と、そのつながり」に目を向けました。

※イベント名の「第5回」は、今年度の取り組みが始まる前に開催した2回を含む通算回数です。

4月に集まった困りごとは「豊岡の移動課題マップ」に、8月に見つけた地域の活動や助け合いは「コミュニティドライブ図鑑」にまとめています。ぜひ、こちらもご覧ください。


地域を支える人たちはどうつながっている?

課題や移動資源を具体的な取り組みにつなげていくには、それに関わる人たちを知ることも大切です。

誰がどんな活動をしていて、どんな人や団体とつながっているのか。これから一緒に何かに取り組むとき、誰に相談すればよいのか。

そうしたことを考える手がかりとして、今回は「関係マップ」づくりを行いました。



当日は5地域に分かれ、地域の移動に関わる人・団体・活動を3色の付箋に書き出し、関係のあるもの同士を線で結んでいきました。

交通事業者や市役所だけでなく、郵便局や配達、介護施設、サロン、祭り、地域の居場所など、話題はさまざまなところへ広がりました。 仕事上の関係はもちろん、「同級生」「昔からの知り合い」など、組織の名前を並べるだけでは見えない、地域の人同士のつながりも描いていきました。



このワークでは、皆さんの知っていることを重ねていくことが大切です。

ただ、限られた時間の中で、どれくらい名前やつながりが出てくるだろうか。運営側には、そんな気がかりもありました。

ところが、始まってみると、どのテーブルも話が弾みます。 人や活動の名前が次々に挙がり、付箋も、それらを結ぶ線も、どんどん増えていきました。

最終的に、5枚の模造紙に集まったのは299枚の付箋と120本の線。地域ごとの強みや弱みも書き加えられました。
最終的に、5枚の模造紙に集まったのは299枚の付箋と120本の線。地域ごとの強みや弱みも書き加えられました。


地域が立体的に見えてくる

僕が特に面白いと感じたのは、一人が出した情報をきっかけに、別の人から新しい情報が加わっていくことでした。

この人とこの団体には、こんなつながりがある。名前を知っていた人が、実は別の立場でも地域に関わっている。

一つひとつの情報がつながることで、地域の移動を支えている人たちの姿が、だんだん立体的に見えてきました。



皆さんが日頃から地域に目を向け、いろいろな人と関わっているからこそ出てくる情報なのだと思います。 それぞれが知っていることを持ち寄ると、こんなにも多くのことが見えてくる。その広がりに、僕自身も驚かされました。

当日の模造紙は、現在、図解総研の皆さんが見やすい「関係マップ」に整理しています。 これまでの課題マップや資源の情報とあわせて、次回の話し合いにつなげていきます。

お見せできるようになるのを楽しみにしていてください!

次回は1月21日。初めての方もぜひ!

次回は、2027年1月21日に開催予定です。 今年度の全4回の締めくくりとして、これまで集めてきた課題・資源・人のつながりをもとに、地域でこれから何ができるかを皆さんと一緒に考えます。

これまで参加できなかった方も、ぜひご参加ください。 「どんなことをしているのか気になる」「自分の地域のことも話してみたい」 そんな気持ちで加わっていただけたら嬉しいです。 開催の詳細は、あらためてお知らせします。

今年度の締めくくりではありますが、活動は来年度以降も続いていきます。

豊岡の移動を、これからもみんなで支えていくために。 今のうちから地域にある力を見つけ、人と人をつなぎ、できることを増やしていきたいと考えています。

関心を寄せてくださることも、参加して知っていることを話してくださることも、活動を進める力になります。

これからの豊岡の移動を、一緒に考えていきましょう!


 
 
 

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