みんな×エール、その後の挑戦 ― 第1回豊岡りくまつり開催レポート
こんにちは。TSCのまつじゅんこと松原潤です。
2026年11月1日、豊岡劇場で「第1回豊岡りくまつり」が開催されました。

このお祭りの実現に向けた動きは、劇団いなりの高橋雅樹さんが、第8回みんな×エール
プレゼンターとして登壇した際に話してくれた「りくまつりを復活させたい」という思いから始まりました。
今回は、みんな×エールでの発表が、その後どのような活動につながったのか。 お祭りを一緒につくった人たちの姿とともに、ご紹介します。

「復活させたい」という思いに、力が集まる
豊岡出身の大石りくを、もっと多くの人に知ってもらい、次の世代にも伝えていきたい。高橋さんは、かつて地域で親しまれていたお祭りの復活を目指していました。
実行委員には、主催の高橋さんをはじめ、吉之進の会のみなさん、豊岡劇場のスタッフ、有志の市民、そしてTSCから僕が参加しました。

準備では、それぞれがアイデアを出し合い、「それなら自分がやります」と役割を引き受けながら進めていきました。
当日の着物の体験ブースも、みんなのアイデアから実現したものです。 制作が難しいと思っていた顔はめパネルは、チラシを制作してくれた子育て応援フリーペーパーぽけっとの大森さんが形にしてくれました。

誰かの「こんなことができたら」に、別の誰かの「それならできる」が重なる。そうして、お祭りの内容が少しずつ充実していきました。
思いを一緒に舞台にする
僕は実行委員としての準備に加え、当日は総合司会と漫才、演劇で関わりました。
演劇の出発点は、高橋さんの「一人芝居で思いを伝えたい」という構想でした。
その思いをどうしたらもっと伝えられるかと、僕からもアイデアを出し、脚本や舞台で使う映像を制作しました。

ストーリーの軸にあるのは、高橋さんの思い。それを舞台で届けるための形を、一緒につくっていきました。
そして、映像に大石りく役と神様役として出演してくれたのが、みんな×エールの運営にも関わっている但馬信用金庫の加藤さんと葛󠄀西さんです。お二人が出演した映像も好評で、演劇を盛り上げてくれました。
高橋さんの思いに、僕の舞台や映像制作の経験、お二人の演技が加わる。一人の構想が、関わる人の力によって広がっていく過程を、僕自身も体験しました。
裏方を支えていた、もう一人のプレゼンター
今回、僕にとって印象に残ったのが、実行委員として裏方をまとめていた澤さんの姿です。
現在、豊岡劇場を拠点に活動している澤さんは、第5回みんな×エールのプレゼンター。 そのときは、「もっと人を頼れるようになりたい」という自分自身の課題を話してくれました。

実行委員の中では最年少だった澤笑瑠(えみる)さん。
当日は、それぞれに役割を割り振るだけでなく、「これはどうしたらいいと思いますか?」と、周囲の人に自然に意見を求めていました。
自分一人で答えを出そうとするのではなく、みんなの考えを聞きながら、お祭りをより良くするために動く。
その姿を見て、僕はみんな×エールでの発表を思い出しました。
あのとき自分の課題を言葉にしてくれた澤さんが、今、多くの人と協力しながら一つのお祭りを支えている。 その姿を間近で見られたことは、運営に関わる一人として、うれしい出来事でした。

一緒につくった先に、みんなで喜べる時間がある
当日は、大石りくにまつわる講演や合唱に加え、演劇、漫才、音楽、ダンスなど、多彩なプログラムが行われました。
印象的だったのは、出演者も来場者も、世代がとても幅広かったことです。小学校低学年くらいの子どもたちから、70代、80代の方まで、多くの人が同じ会場に集まりました。

大石りくや、かつてのお祭りを知る人も、今回初めて関心を持った人も、一緒に楽しめる場になっていたように感じます。
にぎわう会場を見ながら、高橋さんが発表してくれた「りくまつりを復活させたい」という思いが、こうして形になったのだと感慨深くなりました。
そして、僕自身もその一員として関わったからこそ、実現した喜びを一緒に味わうことができました。


思いを声にすることから、共創が始まる
みんな×エールが大切にしているテーマは「共創」です。
自分の思いを言葉にして発信する。
その思いに共感した人が集まり、応援する。
そして、外から声援を送るだけでなく、ジブンゴトとして一緒に活動する。
それぞれの経験や得意なことが重なることで、一人ではできなかったことが実現したり、最初に思い描いていたものが、もっと良いものになったりする。
その先に、楽しむ人や喜ぶ人が増えていく。
今回のお祭りには、そんな共創の姿がありました。
自分の思いを声にして、誰かに伝えることは、簡単ではないと思います。
「こんなことを言ってもいいのかな」「協力してくれる人はいるのかな」と、ためらうこともあるかもしれません。
だからこそ、みんな×エールは、その思いを言葉にして届けるところからお手伝いしたい。 そして、発表の場だけで終わらず、実現に向けて一緒に考え、動きながら応援していきたいと思っています。
次回は12月1日です。
あなたも一緒に応援しませんか?
【開催概要】
日時:2026年12月1日(火)18:45~20:45予定(18:30受付開始)
会場:豊岡稽古堂3階
参加費:無料
定員:約40名
対象:年齢・居住地域・スキル不問
参加のお申し込みはこちら👉️ 参加フォーム
誰かの「やってみたい」に触れることが、あなた自身の新しい一歩になるかもしれません。会場でお待ちしています!





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