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交通安全教室~新田小学校2025~

  • 執筆者の写真: 豊岡スマートコミュニティ推進機構 TSC
    豊岡スマートコミュニティ推進機構 TSC
  • 35 分前
  • 読了時間: 3分

2025年11月14日、新田小学校の四年生を対象に交通安全教室を実施しました。

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この日はオープンスクールでもあり、保護者の方々もたくさん参加してくださり、子どもと大人が一緒に“地域の交通安全”を考える時間になりました。



授業ではまず、「校区を実際に走っている車のデータ」と「子どもたちが作ったヒヤリハットマップ」を一緒に見ながら、地域に潜む危険について共有しました。


交通事故を減らすためには、子どもへの声かけだけでなく、この地域で運転する大人の意識が変わることがとても重要です。


データを前に、子どもたちだけでなく保護者のみなさんも真剣な表情で耳を傾けてくださる姿に、この取り組みの意義を強く感じました。

子どもと大人から集めたデータで作成したヒヤリハットMAPを見ながら地域の危険箇所を共有
子どもと大人から集めたデータで作成したヒヤリハットMAPを見ながら地域の危険箇所を共有

この事業の価値は、これまで感覚で捉えがちだった交通安全の「危なさ」を、データを通してリアルに知ることで、子どもも大人も“自分の生活に関わること”として考えられるようになる点にあります。


過去の事故場所や友だちが投稿した危険箇所を地図で確認していくと、授業前と比べて表情が変わっていくのが分かりました。

“いつも通る道にも、こんな危険があったんだ”と気づいた瞬間の顔つきは、とても印象的でした。


また、地域を走る車の速度や交通の流れを示したデータに、先生や保護者の方々も驚かれていました。こうした「実際の状況」を共有できるのは、まさにデータを使うからこそ生まれる価値だと感じました。

子どもたちから大人気の講師のまつじゅん
子どもたちから大人気の講師のまつじゅん

後半のワークショップでは、「交通事故から自分の身を守る方法」をテーマに、自由な発想でアイデアを出してもらいました。

子どもと大人が一緒になって『事故から自分の身を守る方法』を考えます
子どもと大人が一緒になって『事故から自分の身を守る方法』を考えます

このワークは、あえて“非現実なアイデアもOK”にしています。

枠にとらわれずに考えることで、子どもたち自身が「自分の身を守る」というテーマをより強く意識し、交通安全をジブンゴトとして捉えてほしいという狙いがあるからです。


そんな中で、

「暗くなったら懐中電灯を持つ」「明るい服を着る」「青信号でも車がしっかり止まるまで待つ」

といった、本当に大切なアイデアも次々と出てきました。

自由な発想と実用的な工夫がどちらも自然に生まれるのは、日頃の家庭や学校での教育がしっかり根付いているからだと感じました。

楽しみながらアイデアを出すことで、交通安全をジブンゴトとしていきます
楽しみながらアイデアを出すことで、交通安全をジブンゴトとしていきます

すくすく成長している子どもたちの未来を交通事故から守るために、地域のみんなで子どもたちを守る取り組みとして、TSCはこれからもデータを活用した交通安全教育を進めていきます。

 
 
 

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