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  • 執筆者の写真kato yuki

【福祉モビリティプロジェクト】共創モデル実証プロジェクト採択のお知らせ

更新日:2023年7月18日





要約

福祉モビリティプロジェクトが令和5年度「地域交通共創モデル実証プロジェクト」に採択されました。


このプロジェクトでは、福祉デジタル送迎網の構築と混合送迎による「ちょい乗り」の拡大実証事業に取り組んでいます。

「ちょい乗り」とは、デイサービス利用者が非通所日に送迎車の空き座席を利用して移動できる仕組みです。2021年から実証実験を開始しました。小規模な効果が確認されたため、2022年にはデジタル化と他の事業所やタクシー事業者の参加を呼びかける取り組みが行われました。今年度は実証実験を拡大し、交通空白地域での移動制約者の手段としての有効性や事業としての成立可能性を検証していきます。

福祉モビリティプロジェクトの取り組みは、地域交通の改善と移動制約者の支援に向けた重要な一歩となります。



採択のご報告


TSCで取り組んでいる福祉モビリティプロジェクトが、令和5年度「地域交通共創モデル実証プロジェクト」(国土交通省)に採択されました!


福祉モビリティ構想における福祉デジタル送迎網の構築と混合送迎による「ちょい乗 り」拡大実証事業に取り組んで参ります。


ちょい乗りとは?


デイサービス利用者が、非通所日に送迎車の空き座席を利用して、1回500円で移動ができる仕組みです。

"自家用有償運送"の制度を用いて、豊岡市が登録する形で運用しています。

地方公共交通会議の承認を経て、2021年9月から豊岡市日高町にて実証実験を継続中。

送迎ルートの「ついで」に利用者宅および自宅に立ち寄ることで運用にかかる人員やコストを低減できることで、利用者は安価での移動が可能となり、福祉事業者はサービスの付加価値の提供につながっています。



写真:ちょい乗り利用でお買い物へ



福祉モビリティプロジェクトとは?

市の交通体系は、自治体からの多額の補助金等により維持されているが、市の財政状況は年々悪化している現状があります。

市内を走っている車両は、交通事業者・運輸事業者以外に、福祉事業者の車両が多く見られ、それぞれの事業者が市内を重複したルートで入れ子のように運行しています。

そこで、福祉車両のシェアリング、サテライトの共用など新しい仕組みを作ることで、各事業者の移動にかけているコストを下げたり、もっと多くの訪問を可能にできるのではないか。新しい仕組みを活用し買い物・お届けサービス、外出支援サービス、見守りサービスなどの新規事業につなげられるのではないか。という仮説を立て、「福祉モビリティ構想」を掲げました。

いずれは、移動制約者である学生や子どもたちをそれらの車両に乗車してもらったり、物流が不便な地域へモノの配送を助けたり、福祉事業にとどまらず地域全体の交通課題解決につなげられるのではないか。多くの地域で同様の課題を抱えているのであれば、まずは豊岡市で新たな仕組みづくりができれば、将来的に横展開ができるのではないかと考えています。


写真:現状と目指す将来像イメージ



そして、多方面の調査および調整の上、2021年からアナログでの"ちょい乗り"の実証実験に取り組み始めました。

小規模での効果は確認できましたが、運行の供給を増やす必要があり、2022年にはデジタル化と他事業所とタクシー事業者への参加呼びかけに取り組むこととなりました。2022年度にはデジタル田園都市国家構想推進交付金を利用して、ちょい乗りのデジタル化の実証実験(「福祉Mover」のシステム開発・周辺機器の実装・運用と車両の運行)を行いました。

これまでの経過を踏まえ、2023年度は今までの実証実験を拡大していくことが交通空白地で移動制約者の移動の手段の一つとなりうるか・事業として成立するか、その可能性を検証しています。


採択を受けて


今まで取り組みから得られたものの集大成に向けた実証実験の最終章に入っていきます。

福祉と交通の垣根を超えた「地域モビリティ豊岡モデル」を構築するための組織を設立し、将来的に市民の移動を支える選択肢のひとつとなるという目標に向かって加速度的に進められる準備が整いました。



最終的にはこの「豊岡モデル」を全国の同じような課題に悩む地域に広げていける展開を見据えています。全国が注目する「地域モビリティ豊岡モデル」に!

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