豊岡市・地方都市の暮らしハッカソンイベントレポート

Our Vision
本機構は、豊岡市の掲げるビジョンである「いのちへの共感に満ちたまち づくり」、「小さな世界都市」及び「深さをもった演劇のまちづくり」を実現させるために、
適切な技術(ICT、IoT、データ活用等)を用いて生活の心地良さを高めつつ、人々が多様性を認め、フラットでスマートにつながるコミュニティを構築する。
そして、住む人、訪れる人にとっての豊岡市の価値を高め、
地域の持続可能性を向上させることを目的とする。
Our Logo
半世紀以上にわたって豊岡市が取り組んできた「暮らしの中にある野生のコウノトリ」のモチーフと共に、神鍋山、竹野、円山川はじめ豊岡市を取り囲む山、海、川といった雄大で豊かな自然や里と、人を幸せにするためにテクノロジーを使ったスマートコミュニティをイメージして作成された。

TSCニュース
様々な施策の活動報告を行っていきます。

代表理事
豊岡市長 関貫 久仁郎
豊岡スマートコミュニティ推進機構の取組みは、2年目に入りました。
具体的な成果も出つつあります。優秀な外部IT人材と市役所職員がコミュニティを形成し、共通のテーマについて学ぶことで、職員のスキルアップにもつながっています。
市役所の第一の使命は、市民目線で、市民の日々の生活を支え続けることです。華々しさはないかもしれません。人目に触れない部分も多くあります。しかし、そのような「縁の下」こそが、市民生活にとって一番重要だと思います。そのことは、市民のみなさんも十分に知っておられます。
トヨタ・モビリティ基金の知恵をお借りしながら、ICT技術を有効に活用し、「縁の下の力持ち」として市民の生活を支えていきたいと思います。
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理事
(一財)トヨタ・モビリティ基金
事務局長 石川 貴規
トヨタ・モビリティ基金は、人々が多様な移動手段に支えられ、心豊かに暮らすことができるコミュニティ作りを目指し、国内外において様々な取り組みを行っています。
この度、コウノトリの野生復帰や芸術振興など素晴らしい活動をされている豊岡市において、行政、産業界、市民の皆様等、多くの方々と一緒に活動させて頂く機会を頂戴し、大変光栄に思っています。市が掲げる「いのちの共感に満ちたまち」「小さな世界都市 - Local&Global City - 」の実現に向けてチャレンジしていきますので、ご理解、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

理事
株式会社New Stories 代表
/一般社団法人Code for Japan 理事
太田 直樹
いま、我々は分岐点に差し掛かっています。一つは、都市集中か地方分散か。もう一つは、人間・脳中心か自然・身体性中心か。ただ、都市は経済合理性が高く、人間や脳に対するスマホを通じたコントロールはより精妙になっています。分岐点の選択は容易ではありません。
グローバルで長年仕事をし、近年、数多くの地方を回った中で、自然や人と深いところで向き合える豊岡は、新たな選択肢が生まれる場所だと思っています。そして、その選択は、この取組みにこれから関わる方一人一人の意思の結果です。オープンなプロジェクトですので、未来を共につくる様々な人のご参加をお待ちしています。