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みんな×エール vol.5 開催レポート

  • 執筆者の写真: 豊岡スマートコミュニティ推進機構 TSC
    豊岡スマートコミュニティ推進機構 TSC
  • 5月26日
  • 読了時間: 5分

更新日:5月27日

こんにちは。豊岡スマートコミュニティ推進機構のまつじゅんこと松原潤です!


2025年5月21日、豊岡稽古堂の3階にて「みんな×エール vol.5」を開催しました。

今回はなんと、50人以上の方にご参加いただき、前回(約40人)を大きく上回るにぎわいとなりました。ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

今回の進行役は、私と、FMジャングルでパーソナリティをされているkazmyさん。初タッグながら息もぴったり(⁉)で、笑いあり感動ありの時間をみなさんと一緒に楽しむことができました。




チェックインからいきなり大盛り上がり!

会のはじめには、参加者さん同士での自己紹介・チェックインタイムを設けましたが、もう最初からとにかく盛り上がりがすごい!

僕たち進行の声がマイク越しでもかき消されるくらい、会場のあちこちで笑い声が飛び交っていました。

「初めまして」の出会いがたくさん生まれていたのも嬉しかったし、特に印象的だったのは「韓国から参加しました」という方がいたこと!みんなで拍手しながら「すごい!」と驚いていました。



みんな×エールって?

まだ参加されたことのない方のために、改めて「みんな×エール」のご紹介を。

このイベントは、「こんなことやってみたい!」という想いを持ったプレゼンターが登壇し、その想いをみんなで聴いて、共感しながらアイデアを出し合うイベントです。

みんなでやるアイデア出しは、“否定なし・責任感なし・ぶっ飛びOK”がルール。どんなに非現実的でも、まずは肯定して楽しむ。

だからこそ、じっくり考えても出てこないような、面白くて革新的なアイデアが生まれるんです。



プレゼンター①:澤笑瑠さん(株式会社ダブルノット)


「自分自身を成長させたい」というテーマで登壇した澤さん。

鳥取県出身で、今まで多くの大人に支えられながら成長してきたという彼女。

現在はとゞ兵を拠点に頑張っていて、今度は自分が豊岡で頑張る誰かの背中を押せる存在になりたいと思うようになったそうです。


でも、実際に人から頼られることがあっても、「どう応えたらいいか分からない」「自分にはまだ力がない」と感じて立ち止まってしまうこともある。

本当は助けを求めればいい。でも、それがなかなかできない。そんな自分を変えたい――そんな素直な気持ちを語ってくれました。


アイデア出しのお題は「最強のお願い方法を教えて!」。2班に分かれて出されたアイデアは200個以上!

選ばれたアイデアは「溺れた状態で助けを求める」と「お願いしたい人と一緒にバンジージャンプを飛ぶ」という強烈な2本。


笑い声と拍手が巻き起こる、まさに“みんな×エールらしい”アイデア出しになりました。



プレゼンター②:松井未季さん(地域おこし協力隊・yukatamamire店長)


松井さんのテーマは「城崎から浴衣の文化を発信したい」。

ライブ配信者として、そして浴衣レンタル店「yukatamamire」の店長として、これまで浴衣の魅力をいろんな方法で伝えてきた松井さん。


でも、全国的には浴衣の産業が衰退していて、このままでは文化が消えてしまうかもしれない。だからこそ、もっともっと浴衣の素晴らしさを知ってもらいたい――そんな熱い思いのこもったプレゼンでした。


アイデア出しのお題は「外国人向けの浴衣に込める城崎の魅力は?」。2班合わせて150以上のアイデアが生まれました!

選ばれたのは「両腕を広げるとコウノトリの絵柄になる浴衣」と「観光スポットが描かれた浴衣で、スタンプラリーのように街歩きが楽しめる浴衣」。


真剣に考えながらも盛り上がる空気感に、参加者の“城崎愛”がビシビシ伝わってきました。



プレゼンター③:松宮未来子さん(一般社団法人マチノイト)


「空き家の利活用で大開通りを盛り上げたい」というテーマで登壇した松宮さん。

これまで国内外を移動しながらたくさんの景色を見てきた松宮さんがたどり着いたのが、豊岡。その魅力に惚れ込んだ一方で、地元の人が「何もない」とネガティブに語る場面を多く見たそうです。


「だったら、自分たちで作ればいい」と思い立ち、これまで豊岡にある面白い場所づくりに数多く関わってきました。


でも、まだ気になっているのがメイン商店街「大開通り」。

空き家が増えていくこの通りに自ら空きビルを借りて、「まちの基地アンテナ」というレンタルスペースを開設。

少しずつ利用も増えてきたけれど、まだまだ地域の人との接点を増やしたいということで登壇されました。


お題は「まちの基地アンテナを使って、あなたが個人的にやってみたいことは?」。

3班でのアイデア出しでは、300を超えるアイデアが出されました!

選ばれたのは「おっさんを喜ばせる日」「無料案内所風・無料観光案内所」「人間メンテナンス」。


笑い声が絶えない、前向きなエネルギーに満ちた時間となりました。



交流会も新たなつながりがいっぱい

イベント終了後、同じ会場で行われた交流会では、初参加の方同士が自然に話しはじめたり、気になったプレゼンターさんに「もっと話を聞きたい」と声をかける姿がたくさん見られました。


みんな×エールを通じて、またひとつ新しい出会いやつながりが生まれていることを実感できて、運営としてもとても嬉しい瞬間でした。



主催者からのメッセージ

今回もたくさんの方にご参加いただき、本当に感謝しています。少しずつですが、参加者も増えてきて、みんな×エールが豊岡に根付いてきたように感じています。

今後は、イベントで生まれたアイデアを「出して終わり」ではなく、「実現するところまで持っていく」ことに、運営メンバー一同で取り組んでいきます。


次回開催は、2025年8月ごろを予定しています。詳細が決まり次第、SNSなどで発信しますので、ぜひチェックしてみてください!


また、今回はプロのカメラマンによる撮影も行い、ただいまイベントPVを制作中です!初めての方にも雰囲気が伝わる映像に仕上げていく予定ですので、ぜひご覧ください!



まだ参加したことがない方へ

まちづくりって、特別な人だけのものじゃないと思うんです。「ちょっと気になるな」「おもしろそうかも」──その気持ちが、このまちの未来を動かすきっかけになるかもしれません。

みんな×エールは、そんなあなたの思いをプレゼンターに届け、豊岡に新しい風を起こすイベントです。

まずは一度、気軽に参加してみてください。楽しくて、刺激的な体験をお届けします!


今回のチラシは芸術文化観光専門職大学の菊池みよのさんに作ってもらいました
今回のチラシは芸術文化観光専門職大学の菊池みよのさんに作ってもらいました

 
 
 

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